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◆焼津市 小川の鯖(さば)・塩さば・さば節 ・灰干しサバ[haihoshi-saba(mackerel)] |
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焼津市は鰹(かつお)や鮪(まぐろ)など、遠洋漁業の基地があり、鰹・鮪の水揚げ全国1位の水産と水産加工のまちです。
その焼津漁港には焼津地区と小川(こがわ)地区があり、焼津漁港・焼津地区の焼津港が遠洋漁業の基地、
小川(こがわ)地区の小川港が沿岸・沖合漁業の基地となっています。
特に小川港はサバの水揚げが有名で、約8割をサバが占めています。
そのサバを手間暇かけて加工する”塩さば”は、焼津の隠れた特産となっていて、
特に、京都の高級料亭では、現在も”小川の塩鯖”として、バッテラ寿司に使われています。
また、水揚げされる小さいゴマサバは、”さば節”に加工されます。
姿そのものの節は市販されておらず、けずり節または、だしの原料として使われ、カツオより味が濃いのが特徴、
関東地方では、そばつゆに”さば節”が、昔から使われているそうです。
静岡県立焼津水産高校の生徒が、「小川港の新名物にしたい」、「焼津の伝統産業であるかつお節を生かして魚の付加価値を高めたい」
との思いから、小川港のゴマサバとかつお節の木灰を使って開発した「灰干しサバ」が、
「地域の伝統を生かして魚の価値を高めた」として、2013年12月に開催された「第22回全国水産・海洋系高校生徒研究発表大会」で
最優秀賞を受賞しました。
「灰干し」とは、魚を吸水率の高い火山灰の中に入れ、半日程度熟成させる、干物の製法の一つで、
天日干しと違い、酸素や紫外線に触れさせないため、脂質の酸化を抑え、生魚のような柔らかい食感を保ったまま、
臭みを抑えることができる製法だそうです。
かつお節の香りがついた焼津オリジナルの”灰干しサバ”、一度はいただきたい逸品です。
小川港魚河岸食堂では、特産のサバを、煮魚定食、焼き魚定食、さば照焼丼などでいただけます。
また、毎年11月、小川港で「小川港さば祭り」が開催されます。
新鮮なサバの炭火焼きや、焼津港、小川港、大井川港、3漁協の特産、カツオ、サバ、桜えびを使ったお弁当「やいづ3漁協セット」が
いただけるそうです。
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お店の情報 |
小川漁業協同組合
URL http://www.jf-net.ne.jp/sokogawa/ |
焼津さかなセンター
住所 静岡県焼津市八楠4丁目13番地の7 [GoogleMap:地図]
電話 0120-82-1137
URL http://www.sakana-center.com/
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お店 焼津市魚仲水産加工業協同組合|小川港魚河岸食堂
住所 静岡県焼津市小川3392番地の9 [GoogleMap:地図]
電話 054-624-6868
URL http://www.yaizu-uonaka.or.jp/shokudo/default.asp
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焼津水産加工業協同組合|取扱事業所【塩さば】 |
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紹介記事 |
記事 焼津市|産業・観光|観光|さば |
記事 焼津市魚仲水産加工業協同組合|焼津の特産品|塩さば |
記事 小石安之助商店|焼津さば節 |
記事 お食事ニュース速報|【食】水産高校の女子生徒が開発した「灰干しサバ」
干物とは思えない柔らかなサバの身から、かつお節の香りがほんのり 静岡県立焼津水産高校 2014年01月22日 |
ブログ 焼津市水産振興会|さば祭り大盛況! 2013年11月5日 |
ブログ 静岡道楽日記|小川港さば祭り@焼津市 2011年10月27日 |
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