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◆焼津市 かつお節・なまり節・かつお飯
[katsuo-bushi・namari-bushi・katsuo-meshi] |
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かつお節には、その製造工程の状態で、呼び方がかわります。
獲れた鰹をさばいて茹で干したものを生利節(なまりぶし)、
生利節を燻製にしたものを荒節(あらぶし)、
荒節にカビ付けして熟成させる工程を繰り返してできる本節(ほんぶし)があります。
カビにより熟成させた本節は、うま味成分やビタミン類がより多く含まれ、高級品として扱われています。
焼津は、全国でも有数のかつお節生産地です。
焼津周辺では、1400年前に鰹を獲って食べられていたことがわかっています。
また、平安時代の文献にも、駿河国焼津浦より堅魚(かたうお:鰹を素干ししたもの)、
煮堅魚(にかたうお:煮て日干ししたもの)などの年貢があったとする記述があるそうです。
現在のカビ付けした”かつお節”は江戸時代、紀州(現在の和歌山県)の漁師が考案した「燻乾法」が元になっていると言われています。
「燻乾法」による紀州のかつお節「熊野節」は、高知の土佐藩が積極的に導入し、
その後、土佐藩でカビを利用した「土佐節」が考案されました。
鰹漁が盛んな高知や焼津には、かつおを使った郷土料理「かつお飯」があります。
作り方は色々あるようですが、生姜と醤油、酒で煮たかつお、
又は、なまり節のほぐし身を炊きたての桜飯(醤油と酒を入れて炊いたご飯)に混ぜあわせていただきます。
炊きたてご飯に混ぜるだけの「鰹めしまぜご飯の素」も販売されています。
一度はいただきたい一品です。
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お店の情報 |
焼津鰹節水産加工業協同組合
URL http://www.katsuobushi-kyo.or.jp/ |
お店 焼津の割烹 海鮮料理 どんた久
住所 静岡県焼津市焼津4丁目14-1 [GoogleMap:地図]
電話 054-629-2745
URL http://yaizu-dontaku.com/
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静岡げんき堂|静岡特産ご飯のおとも「鰹めし」まぜご飯の素 |
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紹介記事 |
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