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◆焼津市 なると巻き[naruto-maki]
チャーハンや冷やし中華、最近は少なくなりましたがラーメンの具として使われる”なると巻き”、 焼津市で全国の7割を生産しています。 ”なると巻き”は白色と赤色に着色した2色のすり身を渦巻き状にして、筒型にした魚肉練り製品で、蒲鉾の仲間です。 起源は定かではありませんが、室町時代以前の文献にも、巻いて作る蒲鉾の記載があり、 また、江戸時代末期の弘化3年(1846年)に書かれた「蒟蒻百珍」という”こんにゃく料理”に関する書物に 「鳴戸」として記載されています。 中国文化に見られる”龍”の”渦巻き”は、古来より「無限」「成長」「生命」のシンボルとされており、 ”なると巻き”は、もともと、瀬戸内から捕れた白身の魚を原料に作ったのが始まりとされ、 祝い事に使われてきたようです。 切り口が鳴門海峡の渦潮に似ていることから「なると」と呼ばれるようになったと言われています。
焼津で”なると巻き”が製造され始めたのは、大正末期、もともと焼津は”かつお節”製造が盛んですが、 春から夏がシーズンで、空いた時期に”なると巻き”や”伊達巻き”をつくっていたそうです。 昭和初期に支那そば(ラーメン)が流行りはじめ、大量消費地である東京が近かったことから、 焼津での製造が盛んに行われたと言われています。 焼津には”焼津おでん”が有名ですが、そのおでんタネには、カツオのへそ(心臓)、黒はんぺん、角揚げ、そして”なると”が使われます。 日本一のなると巻き、あつあつの”焼津おでん”で、いただきたい一品です。
お店の情報
焼津蒲鉾商工業協同組合
 住所 静岡県焼津市祢宜島429-6
 電話 054-623-3101
 商品紹介URL 焼津商工会議所|グルメランド|焼津の特産品・農産物|なると巻
紹介記事
記事 焼津市|焼津の特産品「水産加工品」|なると巻
記事 ふじのくに文化資源データベース|なると
記事 なると巻専門店北村|"なると巻"とは?
記事 カネ久商店|なるとの歴史
記事 紀文|知る|【練り物】教室:専門|なると巻
更新履歴
・(2014/1/1) このページを追加しました。
 
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