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◆焼津市 志太梨(しだなし)[shida-nashi(pear)] |
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日本での梨の歴史は古く、食べられ始めたのは弥生時代とされています。
江戸時代には栽培技術が発達し、果樹園での集約的な栽培が行われ、
江戸時代後期には、150以上の品種が栽培されるようになりました。
大井川下流域の志太・榛原地域の梨栽培も歴史は古く、300年ほど前に始まったと言われています。
明治初期、焼津の山下幸五郎が、梨の栽培を始め、志太梨の先駆者となり、
昭和初期には「志太梨」として全国に知られるようになりました。
明治26年(1893年)神奈川で「長十郎」という品種が発見され、全国の8割で「長十郎」が栽培されるようになると、
志太梨の栽培品種も長十郎を主に栽培されました。
昭和30年代後半から新水・幸水・豊水(3品種まとめて「三水」と呼びました)といった甘くて軟らかい品種が登場し、
志太梨の栽培品種も長十郎から三水へ更新していきました。
昭和53年(1978年)に、焼津市の松永喜代治が品種改良によって「喜水」を生み、
現在、志太梨は、新水・幸水・豊水・喜水が主力品種です。
肉質は密で柔らかく、甘くて多汁なのが特徴です。7月〜9月に出荷されます。
最近、焼津市の鈴木瀧衛が育成した「駿水(仮称)」が注目されています。
果肉が粗いとのことですが、果実が大きく、糖度が高い、しっかりとした品種とのことで、市場への出荷が待たれるところです。
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お店の情報 |
JAおおいがわ (大井川農業協同組合)
住所 静岡県藤枝市緑の丘1番地の1
電話 054-646-5111
URL http://ooigawa.ja-shizuoka.or.jp/ |
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直売所 ファーマーズマーケットまんさいかん |
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