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◆静岡市 へそ餅[heso-mochi]
日本では、旧暦8月の十五夜と旧暦9月の十三夜のお月見の日に団子や芋、ススキを供える習慣がありますが、 これは平安時代に貴族の間で、池やお酒の杯に映った月を楽しんでいたことから始まったと云われています。 江戸時代に入り、「作物が月の満ち欠けとともに成長する」ことから「月」は縁起のよいもの、豊作の神様ととらえられ、 十五夜は、これからの収穫を祈り、十三夜は収穫の感謝をする行事となりました。 白くて丸い”月見団子”は、作物の米の粉で月が満ちる姿(満月)を、ススキは稲を模し、収穫への祈りや感謝を表しています。
月見団子は、一般的に丸い形をしていますが、静岡県中部地方では、米の粉団子をひらたく丸め、真ん中をくぼめた「へそ餅」を供えます。 由来は定かではありませんが、徳川家康が今川氏の人質として駿府にいたおり、 三河の付き人が、元気に丈夫に育つようにとの思いから餅に「へそ」を作り、 そこにあんを添えて食べさせたのが始めと伝えられています。 昔は子供達が各家をまわり、縁側の供え物をもらい歩くという風習があり、 今でもその行事を伝える地区もあるそうです。 静岡市周辺のお菓子屋さんやスーパーで、時期になると「へそ餅」が売られます。 徳川家康が子供のころ食べた「へそ餅」、”中秋の名月”を眺めながらいただきたい団子です。
お店の情報
静岡市の文化財|受け継がれてきた民俗文化|しずおか民俗歳時記|十五夜のヘソ餅
紹介記事
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記事 料理サプリ|きおくのレシピ|十五夜お月見|へそ餅
記事 藏好三坂屋|商品詳細|月見だんご(あん付)
ブログ うれし、たのし、大好き アロア|静岡ならでは?!お月見の【へそもち】2010-09-24
ブログ I viaggi di Pasquale|月見団子・・・へそ餅?? 2012-10-28
更新履歴
・(2015/3/15) このページを追加しました。
 
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