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◆静岡市 ほんやま自然薯[honyama-jinenjyo] |
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自然薯(じねんじょ)は、日本原産のヤマノイモ科のつる性の多年草で、山芋(やまのいも)とも呼ばれます。
自然薯は縄文時代から食べられていて、古くから滋養強壮の食物として知られており、
鎌倉時代の書物にも記述されているそうです。
消化酵素のアミラーゼを多く含み、高い栄養効率をもたらし、自然薯のヌメリは”ムチン”という酵素で、解毒作用もあり、
老化防止に役立つと言われています。
江戸時代、東海道五十三次20番目の宿場まち鞠子宿(まりこじゅく、丸子とも書く)の名物は、
歌川広重や十返舎一九、松尾芭蕉らにもとりあげられた、自然薯を使った”とろろ汁”です。
徳川家康も、麻機蓮根と山芋を1対1ですり潰し、それをご飯にかけて「とろろ飯」にして食べたと言われています。
静岡では、古くから郷土料理の食材として使われてきました。
非常に粘りが強いのが特徴の天然物は、収穫に手間がかかり、収穫量も少ない為、ほとんど流通しませんでしたが、
最近では、自然薯栽培の研究が進み、野生の自然薯と遜色のない栽培物が手に入るようになりました。
静岡茶を代表する「本山茶」の産地、藁科川流域では、商標登録されているブランド「ほんやま自然薯」が特産品となっています。
栽培特許を取得した独自の栽培方式で栽培される「ほんやま自然薯」は、栽培物なので真っ直ぐな形の自然薯ですが、
寒暖の差がある山間の自然に囲まれて栽培されていますので、香りや粘りが強く、味もしっかりしていて濃厚。
皮ごとすりおろした”とろろ”に、出汁を加えてつくる”とろろ汁”を、
炊きたて麦飯にかけた”とろろ飯”で、”山の香り”とともにいただける逸品の自然薯です。
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お店の情報 |
JA静岡市|営農|委員会・部会|自然薯部会
URL http://shizuoka.ja-shizuoka.or.jp/einou/soshiki/jinenjo |
JA静岡市|ファーマーズマーケット
URL http://shizuoka.ja-shizuoka.or.jp/farmers |
丁字屋(ちょうじや)
住所 静岡県静岡市駿河区丸子7-10-10 [GoogleMap:地図]
電話 054-258-1066
URL http://www.chojiya.info/ |
お抹茶こんどう
住所 静岡県静岡市駿河区津島町5-9 [GoogleMap:地図]
電話 054-282-4222
お抹茶こんどうFacebook |
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紹介記事 |
記事 JA静岡市|「しずおかの食と農」シリーズCほんやまじねんじょ編(2012.11.02掲載) |
記事 七間町名店街|七間町アルバム|七間町青空市|本山じねんじょ |
記事 朝日新聞 静岡|ほんやまじねんじょ初出荷 粘りが強くて味も濃い 2014年10月1日 |
記事 静岡朝日テレビ|2014年9月18日紹介の店 お抹茶 こんどう |
ブログ お抹茶こんどう|限定ランチは「ほんやま自然薯」を使用した「とろろ汁!!」2014年6月22日 |
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