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◆御前崎市・菊川市・掛川市 遠州のいちご[ensyu no ichigo(strawberry)]
いちご栽培は、栽培技術の発展などにより、全国的に行われていて、静岡県内でも、ほぼ全域で、いちご栽培が行われています。 静岡県でのいちご栽培の歴史は古く、明治29年(1896年)久能山東照宮の車夫・川島常吉が、宮司より一株のいちごの苗をもらって、 石垣のふく射熱を利用した”石垣いちご栽培”が、そのはじまりといわれています。 いちご栽培の盛んな地域は、”久能石垣いちご”で有名な、静岡市久能地区を中心とする地域、 ”伊豆の国いちご”で有名な、伊豆の国市韮山・伊豆長岡地区を中心とする地域、 そして、いちご促成栽培・夜冷栽培技術の成功で広まった遠州灘に面した地域です。
元々、静岡県では、「高冷地育苗栽培」を利用した「早出し」といわれる、いちごの促成栽培の研究が進んでいました。 この栽培方法は、いちごの季節感をずらすため、地理的条件を利用し、育成期間の途中で高冷地に苗を運んで育てるという方法で、 静岡県のいちごは、11月には出荷を始めるため、クリスマスシーズンは市場を席巻したそうです。
御前崎市・浜岡地区で、冷房装置による「夜冷栽培」が成功したことで、 遠州地方にいちごの促成栽培が広まりました。 現在、栽培される品種は「章姫」を親として、「さちのか」を交配させて誕生した「紅ほっぺ」が主流です。 「紅ほっぺ」は収量性に優れ、名前のとおり”ほっぺが落ちるほどおいしい”といわれるほど甘く、コクがあり、 果心部まで鮮やかに赤いという特徴のいちごで、ケーキなどの洋菓子にも良く合ういちごです。 12月頃から5月頃まで、いちご狩りが楽しめるそうです。
お店の情報
JA遠州夢咲 (遠州夢咲農業協同組合)
 住所 静岡県菊川市下平川6265
 電話 0537-73-5111
 URL http://jayumesaki.ja-shizuoka.or.jp/
直売所 JA遠州夢咲|ファーマーズマーケット ミナクル市
 URL http://jayumesaki.ja-shizuoka.or.jp/about/facility_minakuru/
直売所 道の駅掛川■特産物直売所
 住所 静岡県掛川市八坂882番地の1 [GoogleMap:地図]
 電話 0537-27-2600
 紹介ページ 掛川市|観光|いちおしスポット|案内所・おみやげ処|道の駅掛川
いちご狩り 遠州こだわりネットワーク|遠州のフルーツ狩り いちご
紹介記事
記事 農畜産業振興機構|野菜情報2011年3月号|遠州夢咲農業協同組合(いちご)
記事 静岡こだわりの逸品ガイド|イチゴ(アイベリー・章姫)掛川市観光農園サンサンファーム
記事 静岡こだわりの逸品ガイド|イチゴ (御前崎市)遠州夢咲農協浜岡センター
記事 菊川市|「いちごで風邪予防」
記事 アグリグラフ ジャパン|逆境に負けずイチゴ栽培 大松さん
更新履歴
・(2014/1/20) このページを追加しました。
 
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