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◆御前崎市 御前崎生かつお[omaezaki nama katsuo] |
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カツオ(鰹)は暖かい海を好み、熱帯・温帯海域に広く分布する季節的な回遊性の大型肉食魚です。
そのカツオの旬は、春から初夏にかけての、黒潮にのって北上する「上り鰹(のぼりがつお)」と、
秋に三陸沖で餌を食べて脂がのった「下り鰹(くだりがつお)」があります。
特に夏の到来を告げるその年初めてのカツオの水揚げを「初鰹(はつがつお)」と呼び、
南下する「下り鰹」は「戻り鰹(もどりがつお)」とも言います。
また、カツオは、身のしまり(身の弾力性がなくなり、硬直したもの)が早く、
新鮮な状態で食べられるのは、釣ってから約4〜5時間以内のものになります。
春先に獲れる初鰹の中でも”脂肪分が少なく、弾力があり、まるでつき立ての餅のような”鮮魚を「餅鰹(もちがつお)」と呼ばれています。
静岡県はカツオの漁獲量が日本一を誇ります。
特に御前崎沖は近海ものの「鮮がつお(冷凍にしない鮮魚のかつお)」の日本有数の漁場で、
黒潮に近く、遠州灘最東部に位置する御前崎港は、古くから”カツオ漁”が盛んとなっていて、
鮮がつおの水揚げは県内一とされます。
御前崎では、赤身を刺身にするほかに、骨の部分や、ヘソ(心臓)まで、様々な料理に使います。
また「かつお節」をつくる「伝統製法・手火山式」など、伝統技術が受け継がれています。
御前崎漁港に平成9年オープンした観光施設「御前崎海鮮なぶら市場」、”なぶら”とはかつおの群れを指す呼び名ですが、
お土産や海産物を販売する「海遊館」とかつお料理を楽しめる「食遊館」があり、
新鮮な御前崎のカツオをいただくことができます。
御前崎の海を見ながら、新鮮なカツオの刺身をいただきたい一品です。 |
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お店の情報 |
南駿河湾漁業協同組合(御前崎漁業協同組合)
住所 静岡県御前崎市港6131 [GoogleMap:地図]
電話 0548-63-3111
URL http://jfomaezaki.hamazo.tv/ |
お店 御前崎海鮮なぶら市場
住所 静岡県御前崎市港6099-7 [GoogleMap:地図]
電話 0548-63-6789
URL http://nabula.jp/ |
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紹介記事 |
記事 静岡こだわりの逸品ガイド|かつお 御前崎漁業協同組合 |
記事 NHKあさイチ|ピカピカ日本 御前崎 近海カツオを食べ尽くす! |
記事 HKゆうどきネットワーク|さかなクンのギョギョ魚発見!「かつお 静岡 御前崎・焼津 |
記事 シズック|御前崎海鮮なぶら市場 |
ブログ 南駿河湾漁業協同組合公式ブログ|「御前崎生かつお」しずおか食セレクション認定式 |
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