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◆沼津市 川善の本からすみ[kawazen no hon-karasumi](dried mullet roe)
からすみ(唐墨)とは、ボラなどの卵巣を塩漬けしてから、塩を抜き、天日に干して、乾燥させたもので、 江戸時代より、肥前(佐賀県・長崎県)のカラスミ、越前(福井県)のウニ、三河(愛知県東部)のコノワタ(ナマコのハラワタの塩辛)は、 日本の三大珍味と呼ばれています。 「からすみ」という名は、肥前の名護屋城(佐賀県唐津市)を訪れた豊臣秀吉が、”これは何か”と長崎代官に尋ねたところ、 洒落で「唐墨」(形が中国伝来の墨に似ていたため)と答えたことに由来すると言われています。 ヨーロッパやエジプト、台湾など、日本以外でも作られ、香川県では、サワラあるいはサバの卵巣を使って作られます。 長崎県などで、ボラの卵巣を使ったものは「本からすみ」と呼ばれます。
沼津港にある創業100年の魚問屋「川善」では、伝統と技術を守りながら、こだわりの本からすみを作り、販売しています。 10月から11月上旬の、相模沖を回遊する、極上のボラを仕入れ、 卵巣を塩漬け、塩抜きし、秋の空っ風にさらして、約1ヶ月間、天日に干します。 丁寧に作られた”からすみ”は、薄くスライスして、そのままか、軽く火で炙っていただきます。 パスタやサラダに混ぜても美味しくいただけます。 「川膳のからすみ」は、手作業で作られるので、1シーズン2000枚ほど。 主に、京都や金沢の料亭に出荷され、年内には売り切れてしまうそうです。 店頭や川膳のホームページから注文することができます。 伊豆の地酒を飲みながら、いただきたい逸品です。
お店の情報
お店 株式会社 川善
 住所 静岡県沼津市千本港町91 [GoogleMap:地図]
 電話 055-951-6565
 URL http://www.kawazen.jp/index.html
紹介記事
記事 朝日新聞デジタル|珍味、近づく食べ頃 静岡・沼津でカラスミ作り2013年11月28日
記事 価格.com|「ちい散歩」2012年1月30日(月)放送内容
ブログ 安西真実オフィシャルブログ|エコな生態?!ボラが好きになる話☆〜カラスミ前編〜 2012年12月01日
ブログ 安西真実オフィシャルブログ|エコな生態?!ボラが好きになる話☆〜カラスミ後篇〜
ブログ 日刊ブログ新聞 ぶらっと!|カラスミ天日干し 2008年10月29日
更新履歴
・(2014/7/20) このページを追加しました。
 
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