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◆掛川市 生粋東山茶(きっすいひがしやまちゃ)
・茶文字まんじゅう[cyamoji-manjyu] |
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掛川市東山地区、標高532mの粟ヶ岳は高級茶の産地として知られ、
掛川茶の代名詞とも言える”深蒸し茶”は、この東山が発祥の地とも言われており、
全国茶品評会においても「農林水産大臣賞」を何度も受賞している静岡を代表する銘茶です。
平成25年度「しずおか食セレクション」に認定された「生粋東山茶」は、
東山の標高が高く、適度な温度差がある環境で、世界農業遺産にも登録された「茶草場農法」で栽培される、
味は濃厚で豊潤、旨味やまろやかさに富んだお茶です。
茶草場農法とは、150年以上続く伝統農法で、茶園周辺で刈り取ったススキや笹などを乾燥させ、
細切れにし、茶畑に有機肥料として入れる農法です。
茶草場とは、茶畑に入れるススキや笹などの草を刈り取るための草地のこと。
静岡県のお茶農家は、この手間ひまのかかる農法を行うことで、お茶の品質が向上すると信じて、伝統的に行ってきたそうです。
この茶草場が確認されている掛川市はじめ、菊川市、島田市、牧之原市、川根本町の5市町では、
「静岡の茶草場」世界農業遺産推進協議会をつくり、世界農業遺産登録を目指して活動をしてきました。
平成25年5月、石川県七尾市で開催された「世界農業遺産(GIAHS)国際会議」において、
”伝承され取り組まれ続けてきた茶草場農法により、茶農家が茶園周辺の半自然草地、
すなわち茶草場の草を刈り取り管理することで、生物多様性保全が守られるという、
生物多様性保全と持続的な自然と共生する農業生産活動の面”で評価を頂き、
日本では、3番目となる世界農業遺産としてFAO(国際連合食糧農業機関)に正式に認定されました。
豊かな山地と恵まれた自然の中、伝統を継承しながら、品質にこだわる茶農家の思いが込められている「生粋東山茶」、
粟ヶ岳の山麓にある東山茶のPR施設「東山いっぷく処」で、人気の東山茶をふんだんに入れた「茶文字まんじゅう」と、
粟ケ岳に措かれた「茶」文字を眺めながら、いただきたい逸品です。
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お店の情報 |
掛川市東山地域塾いっぷく処
URL http://chaya.guuweb.com/ |
お店 東山いっぷく処
住所 静岡県掛川市東山1173-2 [GoogleMap:地図]
電話 0537-27-2266
URL http://ippukudokoro.hamazo.tv/ |
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紹介記事 |
記事 しずおか食セレクション|生粋東山茶(きっすいひがしやまちゃ) |
記事 掛川市|掛川茶|「静岡の茶草場農法」が世界農業遺産に認定されました |
記事 静岡の茶草場農法(掛川観光協会・掛川商工会議所協力) |
記事 世界農業遺産 静岡の茶草場農法 |
記事 静岡大好き。しずふぁん|満を持して毎日OPEN!東山いっぷく処 |
記事 東山いっぷく処|茶文字まんじゅう |
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