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◆伊豆市 修禅寺御膳(しゅぜんじ ごぜん)[syuzenji-gozen] |
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伊豆市修善寺にある「福地山修繕寺」は、曹洞宗の寺院で、正式名は福地山修禅萬安禅寺(ふくちざんしゅぜんばんなんぜんじ)といいます。
空海が大同2年(807年)に創建したと伝えられ、真言宗のお寺として、約470年間続き、
鎌倉時代は建長年間(1249年〜1255年)に、蘭渓道隆が来住し、臨済宗に改宗、
室町時代、応永9年(1409年)の大火災で全焼、荒廃しましたが、
韮山城主、伊勢新九郎長氏(北条早雲)が、隆渓繁紹に曹洞宗の寺院として再興させたという、
源氏や北条氏の興亡を見守った古刹(こさつ:由緒ある古い寺)です。
伊豆八十八ヶ所霊場巡りの結願の札所としても知られます。
現在の本堂は明治16年(1883年)に再建した建物ですが、
修繕寺宝物殿には、古来から伝わる源頼家の仮面や北条早雲寄進状、大日如来坐像など、ゆかりの宝物が収蔵、展示されています。
精進料理とは、仏教で、僧は戒律五戒で殺生が禁じられていて、肉食も禁止されているため、
僧への布施として、野菜や豆類、穀類を調理した料理です。
鎌倉時代、日本へ禅宗が伝えられ、精進料理が発展していきました。
平成12年(2000年)、修善寺調理師会では、中国の薬膳の考え方も取り入れた「修禅寺御膳」を創作し、試食会を開催しました。
以来、毎年、「福地山修繕寺」春のイベントとして、地元の食材を使い、
旅館・ホテルの料理長らが、腕によりをかけ創作した精進料理、修繕寺や市内旅館・ホテルなどの会場で、食事会を開催しています。
伊豆のシイタケや修善寺の黒米、弘法芋やヤーコン、生湯葉、山菜など、地元産食材を使い、
修善寺の一流料理人らが創作、調理する「修禅寺御膳」、
日程や人数限定のイベントですが、1度はいただきたい料理です。
詳細は伊豆市観光協会修善寺支部サイトで確認を。
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お店の情報 |
伊豆市観光協会修善寺支部
電話 0558-72-2501
URL http://www.shuzenji-kankou.com/index.html |
曹洞宗福地山修禅寺
住所 静岡県伊豆市修善寺964 [GoogleMap:地図]
電話 0558-72-0053
URL http://shuzenji-temple.com/index.html |
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紹介記事 |
記事 曹洞宗福地山修禅寺|特別行事|修禅寺御膳 |
記事 伊豆市観光協会修善寺支部|春のイベント■修禅寺御膳 |
記事 伊豆市観光協会修善寺支部|修禅寺 |
ブログ じゅんじゅんのプチマクロ|修禅寺御膳2012 ♪ 2012年05月08日 |
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