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◆磐田市 磐生福立菜(ばんせいふくたちな)[bansei-fukutachina] |
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中国野菜は、昭和47年(1972年)、日中国交回復後に導入され、静岡県へは、チンゲンサイが、昭和50年(1975年)、
旧豊田町(現在、磐田市)の豊田町農協(現在、JA遠州中央)で導入され、昭和54年(1979年)頃から栽培がはじまり、
さらにターサイ、エンサイ、シャンサイなどの中国野菜栽培が盛んになり、「中国野菜部会」が設立されました。
JA遠州中央管内では、中国野菜に限らず、あらゆる小物野菜の栽培が進み、”新しい野菜でみなさんにときめいてもらいたい”ということから、
平成14年(2002年)「中国野菜部会」を「ときめき野菜部会」に改名し、栽培する野菜を「ときめき野菜」と呼び、産地化を図っています。
平成24年度「しずおか食セレクション」認定されたJA遠州中央の「磐生福立菜(ばんせいふくたちな)」は、
JA遠州中央と種苗メーカーが共同開発した中国野菜「チンゲンサイ」と「サイシン」を交配させた磐田生まれの緑黄色野菜です。
「磐生福立菜」という名前は、「磐生」が「磐田で生まれた育った」、
「福立菜」は「食べる人やつくる人に幸福が訪れる」という意味を込めて付けたそうです。
元々は生産農家が育成していた品種をJAの品目として、平成19年(2007年)より試験栽培をはじめ、
平成21年(2009年)からLED(発光ダイオード)による育苗を開始し、
産地化と周年栽培の安定化、「磐生福立菜」のブランド化を図りました。
また、PR活動も行い、地元レストランを中心に好評を得て、生産量を伸ばしているそうです。
「磐生福立菜」は、完熟した甘みと、つぼみ・葉・茎の旨みが一度に味わえることが特徴で、
えぐみがなく、生でも食べられます。
また、チンゲンサイに比べ、ビタミンCと鉄分が4倍、βカロテンやビタミンEが2倍含まれています。
特に冬場は甘みを増し、糖度が9度にもなる「磐生福立菜」、
おすすめの食べ方は、さっと茹でて、醤油やマヨネーズなど、お好みで、とのこと。
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静岡県ブランド しずおか食セレクション認定商品 |
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お店の情報 |
JA遠州中央(遠州中央農業協同組合)ときめき野菜部会(園芸指導課)
住所 静岡県磐田市加茂628-1
電話 0538-36-7018
URL http://www.ja-shizuoka.or.jp/enchu/ |
JA遠州中央(遠州中央農業協同組合)直売所のご案内 |
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紹介記事 |
記事 静岡こだわりの逸品ガイド|しずおか食セレクション|野菜■磐生福立菜 |
記事 月報 野菜情報2012年12月|野菜のいろいろ 磐生福立菜 |
記事 ライティング・フェア|開発物語JA遠州中央「磐生福立菜」、LED使い年間出荷 |
ブログ カラダが喜ぶおうちごはん|磐生福立菜(バンセイフクタチナ)2010/01/20 |
ブログ 田嶋青果 野菜ソムリエの日々徒然|こんな美味しい物あったんだ!!磐生福立菜 |
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