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◆浜松市 浜松のセルリー[hamamatsu no Celery] |
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セルリーは、「セロリ」、「オランダ三つ葉」とも呼ばれ、セリ科の植物で、
ヨーロッパ・中近東の冷涼な高地の湿原が原産といわれています。
古代ローマ・ギリシャ時代は、食用ではなく、整腸剤や強壮剤、香料として利用されていたそうです。
栽培が始まったのは16〜17世紀頃、イタリアやフランスで食用として広まり、ヨーロッパ全域やアメリカにも伝わったといわれます。
日本へは、文禄・慶長の役(1592〜1598年)に、加藤清正が朝鮮半島から「東洋種」のセロリを持ち帰ったという説があり、
セロリは「清正人参」とも呼ばれています。
江戸時代にも、オランダ船によって「西洋種」が入ってきたとのことですが、香りが強すぎて定着しなかったそうです。
現在、日本で栽培されているセロリは、昭和50年代に定着した、比較的香りが弱いアメリカの品種だそうです。
静岡県では、戦前に旧豊田町に導入され、セロリ栽培が始まり、
昭和25年(1950年)、朝鮮戦争による特需で産地拡大が図られ、アメリカの「コーネル619」という品種を導入・育成し、
今では、天竜川西岸の東区豊西地区と三方原台地南部の大久保地区が主な産地となっています。
現在、静岡県と長野県が二大産地となっており、浜松産は11月〜5月の冬物、長野県産は5月〜11月の夏物の出荷時期となっていて、
全国で出回る冬物セロリの70%は浜松産で、日本一の収穫量を誇るそうです。
セロリは、強い香と歯切れのよさが特徴で、ビタミンB1・B2、カルシウムを多く含み、
繊維も豊富、特に冬物の浜松産は、肉厚で甘みがあり、市場で高い評価があるそうです。
浜松のセルリー(セロリ)は、冬が旬。一番甘みを感じ、おいしくいただけるとのこと。
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お店の情報 |
JAとぴあ浜松(とぴあ浜松農業協同組合)
URL http://www.ja-shizuoka.or.jp/topia/index.html |
JAとぴあ浜松(とぴあ浜松農業協同組合)セルリー部会
住所 静岡県浜松市東区有玉南町1975
電話 053−476−3136
URL http://www.ja-shizuoka.or.jp/topia/agri/celery/celery.html |
JAとぴあ浜松 ファーマーズマーケット |
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紹介記事 |
記事 浜松情報BOOK|セルリー(セロリ) |
記事 浜松市|広報|はままつフォトライブラリー|海・山・大地がはぐくむ幸|セルリー |
記事 まいーか浜松|はままつ新聞|食べ物よもやま話|セルリーは日本一 |
記事 農畜産業振興機構|野菜情報2009.12 静岡県 とぴあ浜松農業協同組合(セルリー) |
記事 野菜ナビ|菜図鑑|セロリ(セルリー) |
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