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◆富士宮市 満州豚(まんしゅうとん)(銘柄豚)[mansyu-ton(pork)]
第二次世界大戦中の昭和17年(1942年)、内閣総理大臣・東条英機は、本土決戦に備え、 中国大陸で育つ地豚の中から、雑草でも育つ、イノシシに近い肉質を持った原種豚「満州豚」を選抜し、 日本へ輸送させ、各地に配布しました。 「満州豚」は多産で、肉は脂肪が薄くて赤肉が多く、旨味が濃い肉質の豚肉ですが、 歩留まりが悪く、発育が遅いということもあり、生産者は増えなかったそうです。 その中でも福島県いわき市の新妻尚二郎氏は、終戦後から「満州豚」の原種の血脈を日本で唯一、守ってきました。
富士宮市北山にある日本初の豚人工授精センター「富士農場サービス」では、 平成21年(2009年)に、「満州豚」を保存、育種するべく新妻氏から原種の「満州豚」を譲り受け、 「満州豚」の交配と保存を開始していました。 平成23年(2011年)、東日本大震災が発生し、福島県いわき市で飼育されていた「満州豚」は、飼育することができなくなり、 既に「満州豚」の交配と保存を始めていた「富士農場サービス」へ、豚たちを疎開させ、種の保存を託すことになったそうです。
「富士農場サービス」では、原種の「満州豚」や、 富士農場サービスが育種した銘柄豚「LYB豚」と「満州豚」を掛け合わせた豚を生産出荷しています。 肉質はLYB豚の食感を持ち、味は満州豚に似ている豚肉とのこと。 肉は希少なので、静岡の満州豚総合プロデュース・KITハピネスサイト、 取り扱い店・買えるお店、食べれるお店を紹介していますのでご確認を。
お店の情報
農事組合法人 富士農場サービス
 URL http://www.fujinojo.or.jp/
満州豚総合プロデュース KITハピネス株式会社
 URL http://mansyuton.jp/
満州豚総合プロデュース KITハピネス株式会社|満州豚 取扱い店舗
紹介記事
記事 月刊養豚情報|シリーズ ブランド豚を追う|2012年8月号 4000年の歴史が育んだ「満州豚」
記事 うまいもんドットコム|「満州豚」×「LYB豚」
記事 ねっとポーク神社|満州豚のご紹介
記事 肉の卸問屋 アオノ|幻の原種豚!満州豚(まんしゅうとん)
ブログ 株式会社スワインズコート富士|古代・中国黒豚 2014-05-16
更新履歴
・(2014/7/20) このページを追加しました。
 
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