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◆富士宮市 曽我漬(そがづけ)[sogazuke]
JR身延線・富士宮駅前、富士宮駅前商店街にある大正7年(1918年)創業の老舗漬物店「増田屋本店」では、 江戸時代に浄瑠璃や歌舞伎、浮世絵などで取り上げられた、 赤穂浪士の仇討とともに日本三大仇討として知られる「曾我兄弟の仇討ち」にちなんだ「曽我漬」を製造販売しています。
「曾我兄弟の仇討ち」とは、鎌倉時代、建久4年(1193年)、源頼朝が行った富士の巻狩りの際に、 曾我祐成と曾我時致の兄弟が父親の仇である工藤祐経を討ち、本懐を遂げたという事件です。
富士宮市の商店街は、平安時代から「富士山本宮浅間大社」の門前町として栄えた時代から続いていると言われている商店街です。 昭和7年(1932年)大宮町の大火で、まちの大部分が焼失し、その復興の証しとして、初代増田屋の兄弟で作り上げたのが「曽我漬」とのこと。 増田屋兄弟が力を合わせて「曽我漬」を作り上げる姿と富士宮に伝わる仇討ち本懐を遂げた「曾我兄弟」が重なり、 当時の町長が命名したとのことです。
「曽我漬」は、大根やきゅうりを、わさびや酒かすなどで漬け込んで作る漬物です。 絶妙なバランスの甘さと辛さが好評で、ご飯や酒のおつまみにピッタリとのこと。 また、曽我漬に使われている酒粕には、ビタミンB群や食物繊維、タウリンなどを多く含み、 生活習慣病や疲労回復など効果が期待できる食品として、注目を集めているそうです。
お店の情報
お店 増田屋 本店
 住所 静岡県富士宮市中央町8-13 [GoogleMap:地図]
 電話 0544-26-3380
 URL http://masudaya-site.com/index.htm
紹介記事
記事 増田屋 本店|商品紹介
記事 静岡新聞SBSアットエス|増田屋 本店
記事 「ふじやま」さんの観光情報|曽我漬の増田屋
記事 さくや姫プロジェクト|増田恭子(ますだ・きょうこ)
記事 富士山からの贈りもの|買う・食べる|増田屋本店(曽我漬)
情報 富士宮市|富士山文化課|郷土資料館|富士の巻狩と曽我兄弟の仇討ち
更新履歴
・(2014/3/10) このページを追加しました。
 
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