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◆富士市 富士梨[fuji-nashi(pear)]
富士地区で栽培される「富士梨」は、明治初期、富士郡加島村(現在の富士市水戸島地区)の水田地帯に栽培したのが始まりと言われています。 土質が富士川の沖積層による砂質土壌で、排水が良く、梨栽培に適していて、みずみずしい甘い果実が収穫できたため、 昭和初期には「志太梨」と並ぶ二大産地となりました。 戦時中の食糧増産政策による伐採や、病害虫被害などにより栽培が減少し、戦後、増殖して生産量も増加しましたが、 高度経済成長政策に伴う都市化や販売価格低迷などで生産量が再び減少しました。 明治26年(1893年)ころ「長十郎」が発見されてから「富士梨」のほとんどは「長十郎」が占めていましたが、 最近は幸水、豊水など高品質の梨が主流となり、徐々に生産量が回復しています。
「富士梨」は、糖度が高く、肉質が柔らかく、水分が豊富なのが特徴。 出荷時期は、ハウスものを除き、8月上旬〜9月上旬で、前半が幸水、後半に豊水が出荷されますが、 そのほとんどは栽培農家が直接販売し、市場やスーパーの店頭には、ほとんど並ばないようです。 JA富士市営農課で梨の注文を受け付けているそうです。 夏の富士山を眺めながら、冷えた富士梨をいただきたい一品です。
お店の情報
JA富士市(富士市農業協同組合) 営農課
 住所 静岡県富士市青島200-1
 電話 0545-61-8124
 URL http://fuji.ja-shizuoka.or.jp/
農園直売店 富士三水園
 住所 静岡県富士市川尻東127 [GoogleMap:地図]
 電話 0545-32-2092
紹介記事
記事 関東農政局|しずおか食だより「静岡の旬」|VOL.5平成18年8月発行 富士梨
記事 東海道と川筋の往来文化|富士梨
記事 富士市|【広報ふじ平成7年】まちかどネットワーク 今がしゅん!見ごろ食べごろ
記事 JA富士市|農業ガイド|梨
ブログ 還暦からの出発|富士梨(三水園)
更新履歴
・(2014/1/1) このページを追加しました。
 
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