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◆富士市 富士川の 栗の粉餅[kuri no konamochi] |
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江戸時代、東海道吉原宿と蒲原宿の間宿・岩淵(富士市岩渕)の茶屋では、名物「栗の粉餅」が売られていました。
この「栗の粉餅」は、その昔、餅の買えない孝行娘が、病気の父親に、丸めたご飯に栗の粉をまぶして食べさせたら、元気になったので、
評判になり、茶屋で売るようになったとの逸話や、
繰船甚左衛門が売っていた操船餅(栗の粉をかけた餅)を、本陣に休息している殿様に献上したところ、
「栗の粉餅」と命名したとの逸話もあるそうです。
かつては、岩淵の一里塚付近に数軒、「栗の粉餅」を売る茶屋があったそうですが、大正時代には廃れてしまったそうです。
平成6年(1994年)、平安建都1200年記念事業で、京都から東京まで、徒歩による”お茶壺道中”が再現され、
旧富士川町(現・富士市)でも”何か貢献できることはないか”ということで、”栗の粉餅”の復活を企画し、
中之郷にある”ツル家”が再現菓子を手がけることになったそうです。
当初は、もち粉で作った大福生地に栗の粉をまぶしただけだそうですが、その後、試行錯誤を繰り返し、
餡に刻んだ栗を混ぜ、マロンエッセンスを加えて、大福生地にくるみ、栗の粉をまぶした和菓子となっています。
甘めの餡ですが、いただくと栗の風味が広がります。
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お店の情報 |
お店 ツル家菓子店
住所 静岡県富士市中之郷3251 [GoogleMap:地図]
電話 0545-81-0237 |
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紹介記事 |
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更新履歴 |
・(2013/11/20) このページを追加しました。 |
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