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◆静岡県 高糖度トマト アメーラ[amela] |
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トマトは、南米アンデス高原地帯が原産のナス科ナス属の植物です。
日本へは江戸時代、長崎へ伝わったのが最初とされ、観賞用で「唐柿」と呼ばれていたそうです。
食用として栽培されるようになったのは明治以降で、日本人の味覚にあった品種の育成が盛んになったのは、昭和に入ってからだそうです。
果物のように甘い高糖度トマト「アメーラ」は、静岡県で開発されたトマトです。
平成5年、静岡県農業試験場(現静岡県農林技術研究所)が研究をはじめ、
平成6年に「灌水(かんすい:水やり)を抑えた養域栽培システムによる高糖度トマトの栽培方式」を発表、
旧大井川町(現焼津市)のJA大井川は、静岡県農業試験場とトマト生産者で”根域制限栽培を応用した養液栽培システム”の研究を進め、
高糖度トマトを生産する農業者の共同販売組織「JA大井川アメーラ会」を結成しました。
平成17年には”品質の向上やブランド管理を図り、産地拡大を目指す”ため、
JA大井川アメーラ会は「株式会社サンファーマーズ」を設立、
現在、サンファーマーズで「アメーラ」を、商標登録し、ブランドの管理、生産支援など指導・管理を行っており、
静岡県焼津市、藤枝市、牧之原市、静岡市、沼津市、長野県軽井沢町などで栽培しています。
アメーラの品種は、派生種を含め国内シェア7割の大玉ピンク系トマト「桃太郎」です。
根からの過剰な水の吸収を防ぐ「根域制限栽培方法」を取ることで、小ぶりにはなりますが、甘みが凝縮したトマトになります。
通常のトマトは糖度が5〜6度ですが、アメーラの平均糖度は9〜10度にもなります。
ブランド名「アメーラ」という名は、静岡弁の「甘えらー(甘いでしょ)」が由来。
年間を通して生産されているそうですが、秋から冬にかけて酸味が強くなり、最も甘くなるのは4月〜5月頃とのこと。
首都圏や関西圏、静岡県、長野県の市場に出荷されていますが、なかなか手に入らないようです。 |
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お店の情報 |
主催 株式会社サンファーマーズ
住所 静岡県静岡市駿河区小黒2丁目5番10号
電話 054-282-2756
URL http://www.amela.jp/ |
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しずおか食セレクション|野菜|高糖度ミニトマト「アメーラ ルビンズ」 |
記事 静岡こだわりの逸品ガイド|いっぴんコラム|はばたけ!しずおか農芸品。(3)トマトの巻 |
記事 読売新聞|企画・連載|農のくに再発見|トマト(上) |
記事 農業共済新聞|高糖度トマトの代名詞に「アメーラ」【静岡支局2011年1月4週号】 |
記事 TOKAI保険事業部・ほけん屋さん|今月の旬|2010年6月「アメーラトマト」 |
記事 47NEWS|地域ニュース|地域再生|第8部 農を開く|【02】静岡「アメーラ」 |
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